学生ローンで借りられる額とは?
今日遊ぶために1万円だけ借りたいという学生もいれば、来週の給料日までの生活費として3万円借りたいという学生もいるだろう。また、免許を取るために20万円借りておきたいという人もいるはずさ。
学生ローンを利用する目的は人によって違うし、当然借り入れの金額も異なるぜ。しかし、できるだけ多く借りたいというような学生もいるみたいだな。いったい、学生ローンではいくらまで借りることができるんだ?
基本的には50万円まで借りることができる
学生ローンの融資の限度額は、基本的には50万円となっているぜ。正確に言えば、50万円以上借りることも可能なんだが、50万円を境に法律上の手続きが複雑になってしまうのさ。だから、基本的には50万円までとなっているんだぜ。
50万円を超える融資の場合は、賃金業法によって年収を証明する書類を提出しなければならないのさ。また、高額な融資をしてもらう場合は、総量規制と呼ばれる、年収の3分の1までしか借入できないという法律に引っかかる可能性もあるぜ。
何にしても、50万円まではお金を貸す方も比較的楽に貸すことができるのさ。また、学業が本業の学生を借金まみれにしてしまうのも、道徳上どうかと思うぜ。学生ローンの業者も、そのあたりのことを考えているのさ。
一般的に、学生はアルバイトで毎月少額を稼ぐことになる。そして、そんな稼ぎの少ない学生であっても、安心して借りられる額を限度額に設定していると思えばいいんじゃないのか?
50万円以上借りたい場合は?
学生ローンでは、基本的には50万円未満の貸付しか行っていないんだぜ。しかし、学生であったとしても条件を満たせば50万円以上借りることは可能だぜ。それでは、50万円以上借りたい学生はどうすればいいんだ?
収入証明書類の提出
50万円未満を借りる際には、収入を証明する書類を提出する必要はないぜ。でも50万円以上を借り入れる場合には、法律上収入を証明する書類の提出が義務付けられているのさ。アルバイトで毎月しっかりとした稼ぎがあるのであれば、それを提出してみるといいぜ。
最低年収の確認
50万円以上借りる際には、法律上150万円以上稼いでいなければならない。というのは、総量規制という規制によって、年収の3分の1までしか貸すことができないと定められているからだ。仮に100万円借りたいのであれば、年収が300万円以上なければ無理なのさ。
安定した収入
例えば、前年度の年収が300万円あってそれを証明することができれば、100万円を借りられる可能性もある。しかし、アルバイトをやめる予定で返すめどが立たない場合は借りることができない。安定した収入がなければ、計画的に返済することができないからな。
借入希望額と借りられる金額
学生ローンは、50万円を超えなければ普通に利用することができるぜ。しかし、だからと言って学生ローンを利用する全員が50万円を借りられるというわけではないのさ。例えば、50万円を借りようと思っていたのに20万円しか借りられないという学生も出てくるんだ。
できるだけたくさん借りたいという気持ちもわかるんだが、業者の立場に立って考えてみてくれ。いきなりよくわからない学生が、50万円という大金を借りたがっている。いきなり50万円を貸して、本当に返してくれるのだろうか?と思う業者は少なくないだろう。
そのため、よほど信頼できる学生でない限り、50万円を借りることなどできないのさ。では、その信頼はどのようにすれば作れるのだろうか?それには、借り入れと返済の実績を自分で作っていくしかないぜ。
例えば、最初は20万円しか貸してくれなかったとしても、それをきっちりと返済すれば、業者もこの学生は信頼できると思うに違いない。それを何回か繰り返せば、業者も完全に信用して50万に近い額を融資してくれるようになるのさ。
しかし、信頼されれば50万円貸してくれるというわけではない。先ほども少し説明したが、総量規制と呼ばれる年収の3分の1までしか貸付できないという法律が存在するんだぜ。そのため、年に150万円以上稼いでいなければどっち道50万円を借りることは無理なのさ。
例えば、アルバイトで月に5万円ずつ稼いでいる学生の年収は60万円ということになる。ということは、その学生が借りられるのは20万円までということになるんだぜ。
年収証明書が不要なので150万円稼いでいるといってもバレることは少ないぜ。しかし、年収をごまかしてもいいことはない。結局返済できずに滞納して困ってしまう人が多いから、やっぱり法律を守った方がいいだろうな。
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